三味線の仕組み
STRUCTURE of SHAMISEN
三味線の名称
三味線 胴部分の名称
三味線の種類
三味線には大きく分けて、①長唄用 ②小唄・清元用 ③常磐津・新内用 ④地唄用
の4種類があり、それぞれ胴の大きさ・深さ、棹の太さが異なります。
の4種類があり、それぞれ胴の大きさ・深さ、棹の太さが異なります。
素材の種類
棹の種類は、花林、紫壇、紅木、とち の4種類となり、堅い材質ほどよい音色がするといわれています。
素材の種類
花林 | 紫壇 | 紅木 | とち | |
硬さ | △ | ○ | ◎ | ◎ |
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色 | 薄茶色 | 黒紅紫色 | ワインレッド | ワインレッド 棹に美しい模様が入る |
高級度 | ○ | ◎ | ◎◎ | ◎◎ |
※胴はすべて花林でできています。
棹の太さ
三味線を使用するジャンルにより棹の太さも異なります。
棹の太さ
細棹 | 中棹 | 太棹 | |
ジャンル | 長唄三味線 | 地唄三味線 民謡三味線 |
津軽三味線 |
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用途 | 歌舞伎の伴奏などに使用される | 民謡や琴との伴奏や合奏に使用される | 迫力のある音を出すときに使用される(独奏) |